信頼関係を築くには遠慮より感謝

職場の心理

誰でも、褒められれば嬉しいですし、褒めてくれた相手に好感を覚えます。

 

しかし、褒め言葉にしろ、お世辞にしろ、的確に相手をほめることは案外難しいものです。

見当違いな褒め言葉は逆に人間関係を悪化させることになります。円滑な職場関係を作ろうと思ったつもりが逆効果、つまりやたら使えばいいというわけではありません。

 

コミュニケーションを円滑にする為には常に言葉を選ばなければいけないのか?普段仕事で頭がいっぱいなのに、そんなところにまで頭を回さなければいけないのか?という話ですが、マイナスに響くことが少ない言葉はあります。それが「ありがとう」。

「ありがとう」という感謝の言葉。これならば相手の気分を害することはまずありません。

「すみません」の代わりに「ありがとう」

例えば、「手伝っていただいて、すみません」と言っていたところを、代わりに「手伝っていただいて、ありがとうございます」と言えば、相手も気持ちよく去れるものです。

立場を変えて考えてみてください。

上司から「よくやってくれた」と言われれば、やった甲斐を感じれます。

部下から「○○さんの教えてくれたやり方で出来ました、ありがとうございます!」と言われれば、良かった良かったと思うのではないでしょうか。

あなたが喜ぶ姿をみて、相手もポジティブになれる言葉が「ありがとう」なのです。

「ありがとう」には物事を上向きにさせる力がある

仕事が遅れてしまい、これでは全体に支障が出るからと、先輩が手伝ってくれた。

例えばこんな時、「すみません」と言うのか「本当に助かりました、ありがとうございます」と言うのかによって、相手の感じ方は異なります。

「すみません」の場合、申し訳なさ、謝罪、疲弊といったマイナスの感情が多く流れてきます。こうした感情を受けた側は、思考がマイナス寄りになる。結果的には「まったく、しっかりしてくれよ」という言葉が返ってくるでしょう。

逆に「ありがとう」の場合はどうでしょう。安堵感、感謝、軽減といったプラスの感情が多く流れてきます。こうした感情を受けた側は、思考がプラス寄りになり、「無理するなよ、何かあったらまた言ってくれ」となるのです。

 

辛い時や苦しい時、あえて笑顔になることも大切です。

最初は作り笑いであっても、筋肉が笑っていれば、脳も「笑っている」と判断に、本当にポジティブになることは研究で明らかにされています。ときには作り笑いでも形から入ったほうが良い場合もあります。

「ありがとう」という言葉を、あまり深く考えずまず口にしてみること。とにかく相手に言い続けると、短期間でお互いの関係が変わると言われています。

ポジティブな人間関係は、感謝から

心理学的に、感謝の言葉は言う側だけではなく、言われている側にもストレス軽減効果があるということが分かっています。

感謝の言葉を多く口にすることは、物事をポジティブに捉える傾向が強く、結果幸福感が持続するのだそうな。

 

仕事は上司や部下、同僚や取引先関係各所があって成り立つものです。

「すみません」の代わりに「ありがとう」

この感謝の言葉を伝えてみてください。自分自身にも返ってくるものがあるはずです。