「学歴」の偏った先入観に気を付けよう

職場の心理
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高学歴の人は仕事が出来る?

高学歴にも関わらず仕事の内容に対する評価が低い。有名大学出なのになんでこんなことが出来ないんだ・・・といった話もよく聞く。

企業の中には採用面接の段階で偏見防止の為に学歴を伏せて行う企業もあるようだ。

学歴に騙されず人間性をしっかりと見極めなくてはという危機感が背景にあるのだろう。

しかし、確率論的に考えれば、人格形成の段階にある青少年期に、相応の努力をして受験に成功し、さらに卒業までたどり着けた人間は、多くの場合努力家である確率は高い。

期待値が高い分、ちょっとした失敗が目に付く

私の会社にも高学歴の人が沢山いる。というか高校までしか出ていない人間は私だけだ。

そんな中でも、特に名のある大学を出ている人は、私見で「仕事を覚える早さ」「応用力」「失敗から学ぶこと」「仕事への集中力」は、やはり高いと感じる。

しかし、これが心理学でいうところのハロー効果なのか、彼らに対して元々こちらの期待値が高い分、ちょっとした失敗でいきなり周囲を幻滅させることが多い。

逆に、私のような普通科高校出の人間は最初、取引先で必ず怪しまれる。

仕事柄、大抵顧客は企業、会社の経営層になるので、「本当に大丈夫?」みたいなことも多々言われる。しかし一度仕事を通じて話が出来れば、ファンになってもらえる事も多い。

つまり、高学歴ほど就職や転職の幅が広い、キャリアアップの期待度も高いというメリットがあるものの、必ずしも全てが得をするわけではなく、むしろ損をする場合もあるのだろう。

学歴を知るということは大切

上記のようなことを踏まえるなら、学歴について知っておくことは大切ではないだろうか。

採用面接でも、少なくともその人の「仕事の能力」を推測する上においては、偏見と捉えるのではなく、有用な情報となることもあるはずだ。

「学歴は関係ない」と無視してしまうのは、相手に関する重要な情報を自ら減らしているだけであり、決して平等にみているとは言えないし、損をしている場合のほうが多い。

高学歴に対する偏見はほぼ「性格」

仕事の能力云々よりも、高学歴と言われる人の中で問題となるのが「性格」についての偏見。

高学歴=賢い・思慮深い、つまりインテリ凄い。

非高学歴が賢くない・思慮深くないのかといえば、そうではなく、逆も然り。

しかし、後者の意見はあまり多くない。それは学歴に対する先入観があるから。

 

今、目の前にいる人に対して特に関心を持てない状況では、「別にどうでもいい」という意識が働くため、その人を吟味するような面倒は避け、先入観による判断を選択しがちになる。

さらに、目の前にいる人に強い関心を持っていたとしても、その人が「自分の損得に大きく関わる」ような場合、人は「より安全”そう”な方」を選ぶ、これもつまり先入観による判断を選択しがち。

つまり、クイズ番組で回答が分からず、司会者に誰か一人に聞いていいと言われた場合や、お見合いパーティーなどの席で、女性が相手を選ぶ場合、大抵学歴にこだわるのは、そういうことだろう。

学歴は強いのである。←これも先入観

 

ともあれ、学歴と仕事の能力を結びつける事は論理的に出来るが、性格を結びつけるのは論理的とは言えない。